Processing process

レンズ完成までのプロの技

硝材を切断・丸める
1
成形
2
砂掛~精研削
3
研磨
4
レンズの検査
5
完成
6

01

硝材を切断・丸める

レンズの作成に必要な大きさの硝材を切断機で切断し、丸目機を使って外側を丸く削ります。

必要な大きさに硝材を切断

丸目機で外側を丸く削る

02

成形

荒ずり。ガラスの表面にカーブジェネレーターで凹凸をつけ、指定表面曲率に近いレンズの形にしていきます。

カーブ成形後

カーブジェネレーターでレンズの表面に曲率(カーブ)をつける。

03

砂掛~精研削

研削剤を使ってレンズの表面を磨いていきます。
ガラス表面はサブミクロンオーダーで削られます。

砂掛け

精研削

レンズ

精研削後

04

研磨

精研削が終わった時点では、レンズの表面は曇っています。
研磨することでレンズ表面が透明になります。表面粗さが光の波長の1/10くらいまで小さくなると、光の散乱が減少して透明になります。
この「表面粗さを小さくしてガラス表面を透明にする加工」が「研磨」です。

単体貼による研磨

単体貼による研磨

多数貼による研磨

多数貼による研磨

研磨仕上がり

05

レンズの検査

 レンズの検査項目は外観、面精度、芯、外径、ニュートン、透過波長など多岐にわたります。これらが図面に記載されている規格内であるか検査を行います。1項 目でも規格外の場合は再製作となります

超精密加工

干渉計による検査

精度確認

在庫

参照レンズは凹凸ともR1500まで完備

06

完成

光学ガラスレンズはもちろんのこと、各種光学結晶レンズについても多くの加工実績があります。特に蛍石の研磨は数多くの実績があり各社様より高評価を得ています。

CaF2材と研磨品4-1_R CaF2材と研磨品4-2_R