レンズ完成までのプロの技
レンズの作成に必要な大きさの硝材を切断機で切断し、丸目機を使って外側を丸く削ります。
必要な大きさに硝材を切断
丸目機で外側を丸く削る
荒ずり。ガラスの表面にカーブジェネレーターで凹凸をつけ、指定表面曲率に近いレンズの形にしていきます。
カーブ成形後
カーブジェネレーターでレンズの表面に曲率(カーブ)をつける。
研削剤を使ってレンズの表面を磨いていきます。
ガラス表面はサブミクロンオーダーで削られます。
砂掛け
精研削
精研削後
精研削が終わった時点では、レンズの表面は曇っています。
研磨することでレンズ表面が透明になります。表面粗さが光の波長の1/10くらいまで小さくなると、光の散乱が減少して透明になります。
この「表面粗さを小さくしてガラス表面を透明にする加工」が「研磨」です。
単体貼による研磨
多数貼による研磨
研磨仕上がり
レンズの検査項目は外観、面精度、芯、外径、ニュートン、透過波長など多岐にわたります。これらが図面に記載されている規格内であるか検査を行います。1項 目でも規格外の場合は再製作となります
干渉計による検査
精度確認
参照レンズは凹凸ともR1500まで完備
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